モノとお金の価値・リユースを学ぶワークショップ教材「メルカリかんさつ帳」
メルカリかんさつ帳をつかってモノとお金の価値・リユースを学ぼう
メルカリを通じて、モノとお金の価値とリユースを学ぶ、小学生向けの教育プログラムです。
「メルカリかんさつ帳」とは、子どもたちが、使わなくなったモノなどを実際にメルカリに出品することを想定し、その価値をどう次の方につないでいくかを考えながら、ひとつ ひとつの「もちもの」について記録をしていくワークブックです。
メルカリアプリと「メルカリかんさつ帳」を使いながら、不要になったものを観察しリユースを意識しながらメルカリの出品を疑似的に体験することで、リユースが環境負荷の軽減につながることや価格と利益の仕組みを学ぶことができます。
このプログラムを通じてモノを捨てない選択肢や、モノを大切に使う気持ちを育み、これからの世界を生きていく子どもが、限りある地球資源を大切に使う循環型社会やリユースについて考えるきっかけを醸成します。
※配布データは両面印刷をすることで冊子としてご活用いただけます。記入シートは必要なページ分をコピーしてご利用ください。
3つの特徴
フリマアプリを通じてリユースをすることで、環境負荷の軽減に寄与することを学ぶ
モノと向き合い、観察し、大切にする気持ちを育む
価格と利益の仕組みを学ぶ
概要
- 対象
- 小学生(3,4年生以上推奨)
- 科目
- 家庭科、総合的探究の時間、ご家庭での学習
- 時間
- 40〜60分
参加者の声
- 目をキラキラさせながらその日のうちに譲りたい持ち物を探して一生懸命書いていました。
- モノを大切にすること、経済観念のファーストステップとして、そして循環経済を伝えるツールとして、とても良い取り組み
- 予想以上に子供が楽しそうに取り組んでいました。子供に分かりやすい配慮が細かくてとても分かりやすかったのもとても素晴らしいと思いました
- まず物1つについても親子で話す機会が増え、息子自身も自ら物に対する意識が変わり、大事に綺麗に使おうという気持ちを持ってくれるようになりました
- 今回のメルカリかんさつ帳を通して、物の価値、お金の価値、エコになるという事、買い物時の計算、売買の基本を1度に経験出来る素材は本当に素晴らしく引き続き行っていきたいと思います。
- 3Rの精神が培われたのは勿論。 売れた価格がそのまま売った人の利益になるわけではないという点がとても良く分かったようです。社会の仕組みを知り、親の仕事にも興味を持つようになりました。
主な内容
導入
いらなくなったものをどうしているかなど簡単な質問を投げかけながら、今回のワークショップの目的や、プログラムの流れを説明します
リユースとフリマアプリを知ろう
フリマアプリ「メルカリ」が誕生したきっかけや、捨てるをへらして限りある資源を大切に使うために3Rの取り組みが必要であることや、フリマアプリを使うことでリユースにつながることを学びます
メルカリかんさつ帳をつかってみよう
お子さまが今は使わなくなったモノなどを、メルカリに実際に出品することを想定し、その価値をどう次の方に繋いでいくかを考えながら、ひとつひとつの「持ちもの」について記録をしていきます
1)持ちものを絵で描いてみたり、説明文を考えて書いてみたり、商品の状態をチェックしていくことで、モノと向き合い、観察し、大切にする気持ちを育みます
2)メルカリアプリやインターネットで検索しそのもちものの「価格」を自分で調べます。モノの需要供給に伴う価格決定の仕組みも実体験をもって学びます
3)メルカリの配送料と販売手数料の仕組みを学び、実際に利益を計算することで、利益の仕組みを学びます
まとめ
最後に本ワークショップのまとめを行います