フリマアプリとリユースについて学ぼう
〜自分にとって要らないモノも誰かの役に立つ〜
フリマアプリを通じて、自分にとって不要だと思っていたモノでも誰かの役に立つかもしれないという気付きを得て、リユースに対する行動変容を促すプログラムです。実際にメルカリで取引されたものを事例に、「捨てる」以外の選択肢について主体的に考えるグループワークをします。発表時間を設けた後に学びについてのまとめをします。
最終的には、「捨てる」以外の選択肢が生まれ、限りある資源に対しての活用方法を知り、不要品に対する行動が変わっていくことがゴールです。
3つの特徴
3R(リデュース、リユース、リサイクル)をテーマに、リユースは手軽にできることがあるという気づきを得る
不要になったモノの利活用について主体的に考えるワークを実施する
自分にとって不要なモノも誰かの役に立つという気付きを得て意識変容・行動変容につなげる
概要
- 対象
- 小学生
- 科目
- 家庭科、総合的な学習の時間
- 時間
- 45分〜
主な内容
導入
生徒に対して、身近にある「スニーカー」や「Tシャツ」を事例に、普段不要になったモノに対する行動を投げかけ、捨てる以外にどんな選択肢があるのかを考えます。その中で3Rについて触れます。
3Rの中でもリユースに着目して、「身近なこともリユースにつながっている」という点を学びます。
身近なものにも地球資源が使われており、限られた地球資源を有効活用するために3Rが有効である点を学びます。
グループワーク
実際にメルカリに取引されたものを事例に、不要になったモノに対するアクションについてグループに分かれて考えます。2つのテーマをもとに、活用方法を考えていきます。
発表
グループワークでどんな意見や選択肢が出たかを発表します。グループワークを通じた気づきがあればその内容も発表してもらいます。
まとめ
不要なモノも、捨てるのではなく視点を変えたら誰かの役に立つかもしれないという気づきを得ながら、リユースについて学びます。
今後生活していく上でも、捨てる前に一度立ち止まって「捨てる以外に活用方法がないか」を考えて行動していくことが大事であることをまとめとして伝えます。
自分にどんなことが出来るか、自ら主体的に考えて行動していけるように、最後に生徒が学んだことを自分なりにまとめる時間を設けています。