フリマアプリでSDGsを学ぶ
つくる責任・つかう責任 - リユースを当たり前に
SDGsの目標12「つくる責任つかう責任」は、持続可能な生産と消費の形態を確保することを目指しています。この目標を達成するカギが3R、その中でも「リユース」は、不要になったモノでも、まだ使えるものをそのまま形を変えずに繰り返し使うことです。リユースがより推進されれば、新たに地球から採掘する天然資源や生産にかかるエネルギーを減らすことができます。不要になったものを他の誰かに引き継ぐことができるフリマアプリを活用することで、リユースが促進され人々の消費行動をよりサステナブルなものに変えていくことができます。本教材では、SDGsの17のゴールの中でも目標12「つくる責任つかう責任」にフォーカスし、フリマアプリを通じてできるSDGsの目標達成について学んでいきます。
3つの特徴
SDGsの中でも特に目標12「つくる責任・つかう責任」について学ぶ
SDGsゴール達成に向けた身近な取組について考える
SDGsを実践できる身近なツールとしてのフリマアプリについて知る
概要
- 対象
- 中学生・高校生
- 科目
- 社会(中学)、家庭科(中学)、公共(高校)
- 時間
- 50分〜
参加者の声
- 循環するのにも限界があると思うのですがその時はどのように対処するのかをこれからを生きていく世代として勉強させていただきたいです。(中学2年生)
- メルカリを利用することによって3Rにも繋がるのかなと思ったから、そこに理解が深まった。(高校1年生)
- 自分が使わなくなったものでもほかの人にとっては価値のあるものだったりするということが分かった。地球に優しいな、と思った。(高校1年生)
- SDGsについてどのような取り組みがあるか深く学べることが出来た。(高校2年生)
- SDGsについてもっと知りたいとも思いましたしメルカリや他企業が行っている取り組みについてももっと理解していきたいです。(高校2年生)
主な内容
導入
今回の学習の目的や、プログラムの流れを説明します。
SDGsとは? SDGs 12「つくる責任・つかう責任」について
SDGsについての説明やSDGsができた背景について紹介します。
今回は17の目標の中でも、SDGs 12「つくる責任・つかう責任」についてフォーカスして学んでいきます。
ワーク① 企業の「つくる責任」について考える
「つくる責任・つかう責任」の課題の例として、衣服ロスをテーマに、アパレル企業の事例を調べるワークを実施します。また、「つくる責任・つかう責任」のカギを握る「3R」についてもおさらいをし、その中でも「リユース」の実態やリユースという選択肢について学びます。
フリマアプリとは?
リユースするための選択肢として、いつでも簡単に不要品を売ることを可能にするフリマアプリについて知ります。フリマアプリについて知り、消費者の「つかう責任」についてワークを通じて考えます。
ワーク② 消費者の「つかう責任」について考える
どのような「モノ」がリユースされれば、より環境に優しいか考えるワークを実施します。
まとめ
フリマアプリで売り買いすることも立派なリユースの手段であり、SDGsの身近な一歩であることを伝えます。